Huawei P30 Proレビュー !

カメラが非常に評価の高かった2018年春夏モデルのP20 Proの後継機にあたる「Huawei P30 Pro」をしばらく使ってきたのでそちらのレビューを行いたいと思います。

今回のモデルもカメラが大きく進化しており、ズーム撮影からマクロ撮影といった機能が非常に強化されています。また広角撮影なんかにも対応しており、これまでよりも幅広い撮影手法がとれるようになりました。

 

 

HUAWEI P30のスペック(仕様表)

項目 スペック
OS Android 9
SoC Kirin 980
メモリ 6GBまたは8GB
保存容量 128GB
MicroSD 非対応だけど
独自のNMカード対応
ディスプレイ 6.1型/有機EL
解像度 2340×1080/FHD+
アウトカメラ 40MP+16MP+8MP
インカメラ 32MP
バッテリー容量 3650mAh
USB Type-C
カラー Breathing Crystal
Aurora
Black
サイズ 高さ:149.1mm
横幅:71.36mm
厚さ:7.57mm
重量 165g
Wi-Fi/Bluetooth 802.11 a/b/g/n/ac (wave2),
2.4 GHz and 5 GHz

Bluetooth 5.0
ネットワーク ELE-L29: 
Primary SIM card: 
4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/32
4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40
3G WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19
3G TDS: Bands 34/39
2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz)

Secondary SIM card: 
4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28
4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40
3G WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19
2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz)

ELE-L09: 
4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/ 26/28/32
4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40
3G WCDMA: Bands 1/2/5/8/4/6/19
3G TDS: Bands 34/39
2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz)
ドコモ回線 フル対応
ソフトバンク回線 必須バンド対応
ワイモバイル回線

必須バンド対

au回線

フル対応
但し海外モデルでは通話不可

 

 

Huawei P30 Proのスペックはこちら。

SoCにはHuawei傘下HiSiliconの開発するKirin 980を搭載。SoCのグレードアップは毎回Mateシリーズで行われるため、こちらのP30 ProはMate 20 Proと同じSoCとなります。

RAMは6GB。若干メモリ管理についてはHuawei機種全般で大雑把なところが感じられることが多々ありますが、これだけの容量を持っていればまず不足や不満を感じないと思うため十分なスペックを有していると言えるでしょう。

解像度は6.47インチでフルHD+(2340 x 1080)。6インチを超えるスマホにしては若干解像度は物足りない所でしょうか。RAMが8GBもあるためもう一段解像度を上げても問題はなかったかと思います。文字のにじみなどを感じることはほとんどないものの、たまに潰れが気になる文字なんかが出てくることがあるため、10万円を超えるようなフルプライス機としては手抜きを感じてしまうところです。

重さは192g。これは結構重さを感じます。

Huawei P20 Proが180g、Mate 20 Proが189gと比較的軽くて扱いやすかった中で、この重さの増加はネガティブなポイントです。ライバルとなりそうなGalaxy S10+との比較でも気になるポイントです。

暗くてもオートカメラ

HUAWEI Pシリーズと言えば、革新的で斬新なカメラ性能。

トリプルカメラ搭載&AIによる驚異的な写真の自動調整、これ以上、何をもっとして競合他社と差別化を図る余地があるのかと思っていました。もしかしたらカメラが5つのNokia 9のように、ひたすらカメラを増やす方向性もあったかもしれませんが、そうではなく、より低照度下での撮影性能を上げるために、カメラセンサーそのものの再設計に挑み、さらに前例のない光学5倍ズームレンズを搭載してきました。

最近のほとんどのデジタルカメラには、緑のピクセルを2つ、赤のピクセルを1つ、青のピクセルを1つを並べて、光と色を捉える4ピクセルグリッドを繰り返し配置したイメージセンサーが搭載されています。これは、ほぼすべてのカメラメーカーが採用している基本的なシステムですが、それがパーフェクトというわけではありません。

HUAWEIはP30 Proで、グリッドのグリーンのピクセルをイエローに置き換える方式に変更しました。その背景としてはイエローはグリーンより明るい色であるため、より多くの光がフィルタを通過してセンサーに当たるためです。より多くの光が当たれば当たるほど明るい画像になり、外出時や暗い場所で写真を撮るときに威力を発揮します。

20190518_p302
今までのスマホとは別次元のズーム性能

P30 Proの望遠カメラには、5倍光学ズームを搭載した新しいシステムが追加されたため、ハイブリッドズームで10倍、そしてデジタル50倍ズームも対応しています。

このレベルのズーム機能は、2~3倍ズームでよしとされていたライバルたちを凌駕します。スマートフォンの問題は、普通のカメラのレンズとは異なり、長いズームを実現するためのガラスや光学部品を収める余地がほとんどないということです。HUAWEIはこの問題を、プリズムで光路を折り曲げるペリスコープ(潜望鏡)構造で解決しました。反射鏡を利用して光軸の向きを変える光学装置です。

過去にASUSなども似た構造を採用したことがありますが、こういった発想はすごく良いですよね。今までカメラズームの性能をあげるには、普通のカメラでしかできないと思われていましたが、P30 Proの5倍/10倍ズームでは、被写体にズームで近づくための柔軟性が極端に上がりました。ズーム機能のテストのために、P30 Proと他の競合機種を持って、マディソンスクエアパークに行き、そこから10ブロック近くからエンパイアステートビルディングの写真を撮影してみました。

P30 Proの5倍および10倍ズームでは、非常に鮮明です。50倍に近づくにつれて、デジタルズーム固有に辛さが見え始めます。しかしGalaxy S10 +の2倍ズームと比較して、P30 Proの5倍を比較するとその違いが明らかですね。

 

ディスプレイ

Huawei P20 Proとディスプレイを比較するとこのような感じです。本体のサイズはあまり大きくなっていないのに画面の大きさが大きくなっているのが良くわかります。

ディスプレイはHuawei P20 Proに比べて色温度が高く青くなっています。若干ではありますが少し発色がよくなったかなと思います。

解像度は縦に伸びた分しか上がってないので、近くで見るとドットが見えます。実際普段使っている時に気になるかと言うと気になりはしませんが解像度が低いのはマイナスです。

手前側のベゼルが上側に比べて太くバランスが悪い印象を受けます。

 

バッテリー持ち

バッテリー持ちについては各検証結果を参考にしてもらえればと思います。

テスト内容 バッテリー状況
スタンバイ状態で10時間 100%⇒97%
明るさ50%でYoutube映画2時間 100%⇒92%
黒い砂漠モバイル1時間オート戦闘 100%⇒93%

P20 ProやミドルレンジのHuawei機よりも少し劣りますが、スタンバイ時に驚異的な電池持ちを見せるという点は変わっていません。

スタンバイ時だけでなく動画やゲームなどの実機操作でもバッテリー消費が気にならないレベル、むしろ優秀なレベルを維持しているために普段使いとして安心できるバッテリー性能を持っています。

この点はかなり評価することが出来る点でしょう。