「Jaybird RUN XT」 レビュー !防水・防汗なスポーツ用完全ワイヤレスイヤホン

近年、多くのメーカーから完全ワイヤレスイヤホンが登場している。

完全ワイヤレスイヤホンと言えば、名前の通りケーブルが一切ないイヤホンのことで、ケーブルに拘束されることなく音楽を楽しめるのが特徴。有線イヤホンのようなブラブラと垂れ下がるケーブルがないため、通勤・通学などの日常生活だけでなくスポーツユースにも最適だ。

最近では激しいスポーツにも耐えられるよう、防汗・防水仕様のワイヤレスイヤホンも多数登場しているが、先日、Logitech International (日本法人名:ロジクール) 傘下のオーディオメーカー 「Jaybird」 から、新たなスポーツ用の完全ワイヤレスイヤホン 「Jaybird RUN XT」 が発売された。

 


「RUN XT」(STORM-GRAY)¥23,880(税抜)

「RUN XT」(BLACK-FLASH)¥23,880(税抜)
 


■ランナーに愛される完全ワイヤレスイヤホン「RUN」がアップデート! 何が変わった?

2017年9月に発売されたRUNは、同ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン。汗が付着しても壊れない「防汗性能」や、激しく動いても耳から取れない「フィット感」といったアスリートフレンドリーな機能に加え、ケースでの充電を含めれば最大12時間の使用が可能なうえ、5分充電すれば1時間の再生ができるなど様々な特徴を兼ね備え、瞬く間に人気を博したモデルだ。

そのほかにも、専用の「Jaybirdアプリ」でイコライザーの調整やボタンコントロールの設定ができたりと。非常に使い勝手の良いワイヤレスイヤホンだ。そして、この機能性の高さはそのままに、さらなるアップデートを加えながら、2,000円のプライスダウンを成し遂げたのがRUN XTである。

 

音質

音の傾向としては、基本的にフラットで低・中・高音域で際立って強調している部分はないという印象を受けます。

これはアプリでイコライザーを提供していることもあってのチューニングということかもしれません。

 

音の質という意味では、クリアで解像度も一定以上の質をたもっているという意味で、価格を考えれば驚くほどいいということはないですが、まずまずの悪くない品質で、スポーツ用イヤホンという意味では、スポーツの際に聴くには十分すぎる音質と言えます。

 

バッテリー

使用時間は、イヤホン単体で4時間・ケース込みで12時間となっています。

通常の使用であれば上記の再生時間で足りなくなるということはなかなかなく十分なレベルとも言えますが、これまた他の完全ワイヤレスイヤホンを比較するとやや見劣りするのも事実です。(特にケース込みの時間。)

ですから、ケースの充電を忘れがちなのでバッテリーの充実度が重要という方にとっては、価格を考えても不満の残るポイントとなるでしょう。

 

ただ、充電が切れた際にケースで5分充電すると1時間利用でいるfast charge機能も採用されているので、個人的には特に不満なく利用できました。

 

 

防水性能:IPX7等級

おそらくJaybird RUN XTが選択肢に入ってきたという方が、一番大きな理由としているのがこのIPX7等級の防水性能でしょう。

IPX7等級は「30分間1mの深さに水没しても問題がない」レベルで、推奨はしませんがお風呂につけたまま入っても問題ない防水性能となっていて、汚れたら水で洗えるくらいのレベルです。

 

さらにJaybirdは防水だけではなく、防汗も公式に唄っているので、ハードなスポーツの際に利用して汗がかかったとしても問題なく利用できます。

総じて防水・防汗性能はさすがスポーツイヤホンブランドのJaybirdというレベルで、完全ワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスの出来となっています。

 


実は、2017年9月に行われたRUNの製品発表会で同社のマネージャー・黄氏は「防水性能として基準とされるIPXは取得していない。IPXは真水でのテストであり、汗に強いとは限らない」と述べている。つまるところ、これまでIPXを取得していなかっただけで、RUNの時点で高いレベルの防水性能を備えていたのだ。つまり今回は、改めてIPX7という“肩書き”を取得した、ということだ。

Bluetooth接続の安定感に欠けるなど課題も

どんなに優れた製品であっても欠点の一つや二つはあるものだが、「RUN XT」 の場合は 「稀に起こるBluetooth接続の不安定さ」 がそれに該当するだろう。同製品はスマートフォンなどのデバイスとBluetoothで接続する仕組みを採用していて、ペアリングは前述したようにとても簡単なものだったが、その後使っているうちに何度か接続の不安定さを感じる機会があった。

筆者が困ったのはスマートフォンと一度ペアリングしているにも関わらず、音楽を再生できなくなるという現象。この現象には直近2週間で3回ほど遭遇したのだが、そのすべてが左イヤホンだけ音楽が聴けなくなるというもの。右イヤホンはそのまま音楽の再生ができたためスマートフォンとのペアリングではなく、イヤホン側の問題だった可能性が高い。

大抵はスマートフォンとの再ペアリングで解決可能なのだが、3回のうち1回は再ペアリングでも解決できず、結局は左イヤホンのバッテリーが切れるまで待つ必要があった。バッテリーが切れてから再充電をして、再びスマートフォンにつないだところ無事に復活できたのだが、その間は音楽を聴くことができず不便を強いられることに。最後にこの問題が発生したのは5日前で、現在は問題なく使えている状態だ。