珍しい形状!イヤホンのようなヘッドホン「Nuraphone」!スペックも高い実用性

BOSEやSonyをはじめ、ノイズキャンセリング機能が付いた高級ヘッドホンは数多くありますが、昨年末にちょっと変わり種のヘッドホンを見つけたのでポチってしまいました。Amazonでは5万5000円で購入可能です。

Nuraphone
「Nuraphone」というこのヘッドホン、何が変わっているのかというとイヤーカップの形状です。ヘッドホンではあるのですが、中央部にイヤホンのような出っ張りがあります。オーバーイヤーカップからインナーイヤーイヤホンが生えてる独特の形状です。

「イヤホンのような」というか、紛うことなきイヤホンです。カナル型っぽいですが、そこまで深くは入らず、公式にもインナーイヤー型とされています。インナーイヤー部からは中高音を、周囲のオーバーイヤーカップからは低音を強調しているとのことです。

外観上はそれ以外に特に変わった部分はありません。ボタン類もなくシンプルです。電源ボタンもなく、装着すれば電源ON、外せばOFFになります。

Nuraphone
▲両耳の先端はタッチセンサーになっており、タップとダブルタップで音量調整や再生・停止などが可能

ノイズキャンセリングにも対応しているほか、周囲の音をマイクで拾って聞けるソーシャルモードも用意されています。接続はBluetoothですが、USB経由での有線利用も可能です。

しかしながら、その接続ポートが独自仕様なのは、かなり残念なポイントです。

Nuraphone
▲専用ケーブルは、片側がUSB Type-Aになったものが付属するほか、オプションでUSB Type-CやLightningなどのケーブルも用意されています

装着感はヘッドホンと言えばいいのかイヤホンと言えばいいのか悩ましいところ。そのままの印象ではありますが、イヤホンをしながらヘッドホンをしていると表現するのがぴったりだと思います。

▲装着してしまえば普通のヘッドホンのようにみえます

Nuraphoneのもう一つの特徴が、パーソナライズ機能です。ようするにイコライザー機能なのですが、内耳で発生する耳音響放射(OAE)を測定することで、その人特有の音の聞こえ方がわかるのだとか。これにあわせて、音響を調整し、その人に合った音響プロファイルを作成します。

Nuraphone

HTCのスマートフォン、U11に付属していたイヤホン「U ソニック・ハイレゾ」にもこれによく似た機能が搭載されていましたが、これは外耳道の形状を測定するものでした。方式が違う為なのか、Uソニックは10秒程度でプロファイルの作成が終わりましたが、Nuraphoneは1分程かかります。

Nuraphone

実際に試してみると、パーソナライズの有り無しではっきりと音が変ります。とくに高音の伸びが大きくく、クリアになるのを感じます。

先のプロファイルの波形は、時計の0時の場所が低音。そこから時計回りに高音を表し、外側に行くほど敏感、中心に近いほど鈍感となります。これは耳が良い・悪いという話しではなく、そう聴こえているというだけのこと。

私の場合、低音に敏感で高音に鈍感ということになるので、パーソナライズによって高音が聞こえやすくなっているのでしょう。

なお、ノイズキャンセルについてはそこまで強力とは感じませんでした。人の話し声も完全には消せません。ただ自宅で使っていると洗濯機の音などは聞こえなくなるので、電車や飛行機で使うには十分な性能なのかもしれません。

ただ、イヤーカップ部は可動せず、持ち運ぶにはやや邪魔なのが残念なところ。

Nuraaphone
▲専用ケースがかさばる……

開発元のNuraは1月に行われたCES 2019でイヤホン型のNuraloopも発表しています。Nuraphoneのパーソナライズ機能を備えたイヤホンなのですが、こちらにも期待したいところです。