ボーズの “入眠サポート用” 完全ワイヤレスイヤホン BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDSのレビュー

Bose noise-masking sleepbuds

ボーズの “入眠サポート用” 完全ワイヤレスイヤホン「Bose noise-masking sleepbuds」

音楽用の完全ワイヤレスイヤホンのようにも見えますが、スマホとのペアリングは本体の機能設定、またプリセットされている入眠サポート用音源を選択するところだけに使います。
スマホから音楽をストリーミング再生したり、ハンズフリー通話の用途は想定されておりません。
単体で使うことが前提のスマートデバイスです。

現物を見た第一印象は、まずは充電器を兼ねた専用ケースが軽くて小さいこと、そしてさらにイヤホンのサイズが圧倒的に小さいことに驚きます。
スタビライザーと一体化されているシリコン製の専用チップ「StayHear+ Sleep tips」を外した状態なら重さは約1.4g、直径は1円玉以下というサイズ感です。
耳に着けても、その存在を忘れてしまうほどです。

Bose noise-masking sleepbuds外観画像

イヤーチップのサイズはS/M/Lの3種類。
スマホで専用アプリ「Bose Sleep」をインストールし立ち上げると、イヤホンのセットアップガイドが表示されます。
ここでユーザーの耳に合ったイヤーチップを選ぶことの大切さなど、丁寧な解説が表示されます。眠りに就くときに煩わしく感じられる外音ノイズを完璧にシャットアウトするために、まず遮音性を最大限に確保することが大事になるということです。

早速Bose sleepbudsを装着して眠ってみます。
今回は自宅での使用のため元々大した騒音はなく、そのため人の話し声や生活音などが本機でどれぐらい消せるのか成果を得ることはできませんでしたが、換気扇や冷蔵庫など家電から聞こえるファンノイズの煩わしさは、本機でしっかり消すことができました。

アプリから「Cascade(滝の音)」「Circulate(タービン音)」「Downstream(川のせせらぎ)」などのプリセットサウンドを選び、いい感じにノイズが聞こえにくくなる音を探します。プリセットの音自体が心地よく感じられないと、いくらこういった最新ガジェットを使っても安眠は得られないので、好みに合う音を選びましょう。

イヤホンの耳当たりに関しては、装着してしまえば耳にあることを忘れてしまうぐらいなので、枕に耳をくっつけて横になっても違和感はまったく感じませんでした。

また、Bose sleepbudsは本体が防滴加工されているので、多少寝汗をかいて本体が濡れてしまっても安心です。

内蔵バッテリーは、安定した給電能力と長寿命を優先して酸化銀電池となっています。一度のフル充電に約8時間かかるところが、多少不便を感じるてんではありますが、フル充電から約16時間の連続駆動に対応していることや、発熱の心配がないことは酸化銀電池ならではのメリットです。

Bose noise-masking sleepbuds内部構造

本機はあくまで眠りを妨げるノイズをマスクする特殊な音を再生するためのデバイスです。アクティブNCの機能はありませんし、ユーザーの入眠サイクルをコントロールしたり、深く眠りに就いている状態(ディープスリープ)を維持するための機能は搭載されていません。

心拍など生体データを取得するためのセンサーも非搭載です。

ちなみにボーズは、本機を着けて寝ているときにも火災探知機の警報や赤ちゃんの鳴き声などはしっかりと聞こえるよう、マスク音の効果をチューニングしているといいます。
実際に側で話している人の声は、本機を着けていてもそこそこ聞き取れてしまうし、救急車のサイレンなど甲高い音には注意を向けられます。

本体の質感、遮音効果ともに、長年に渡ってプレミアムクラスのプロダクトを手がけてきたボーズらしい洗練された製品だと思います。

一点だけ気をつけなければならないのは、寝ているあいだ、絶対に耳から外れないという製品ではないこと。目が覚めたら片耳だけ見当たらないということがありますので、特に外出先での使用には注意して下さい。

慣れない旅先のホテルなどだとベッドの隙間、床に本体を落として行方不明になることもありますので。

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