中国シャオミの関連会社Black Sharkは、新型ゲーミングスマートフォン「Black Shark Helo」を発表しました。注目点はトップクラスのスペックだけでなく、多色発光機能や付属コントローラーなど多岐にわたります。なかでも最大の特徴は、現行スマートフォンとして最大容量となる10GBのRAMを搭載したこと。搭載プロセッサのSnapdragon 845と組み合わせることで、ゲーミングスマートフォンとしてもトップクラスのスペックw実現しています。
ゲーミング仕様

基本デザインは初代を継承。カラーリングは极夜黑。背面はX状にWi-Fiアンテナを配置しており、ゲームプレイ時の横持ち両手保持でも電波が遮られないようにしている、としています。
PCゲームの世界では、「ゲーミング」と名のつく製品はやたらピカピカ光るという謎の不文律が存在しており、ライバルのRazer Phone 2も背面ロゴが光るようになりましたが、Blackshark Heroも左右側面と背面「S」ロゴが光ります。1680万色のRGB照明とのこと。
スマホを挟み込む、まるでNintendo Switchのようなコントローラー。
さらにフロントダブルスーパーリニアスピーカーを搭載し迫力ある音響を実現する一方で、画面はAMOLED 60Hzなのがやや残念。競合のRazer Phone 2は120Hz液晶、ROG Phoneは90Hz有機ELだからです。
さらに、スマートフォンを挟み込むようにして利用するコントローラーが同梱されるのも特徴でしょう。左にはジョイスティック、右にはタッチパッドを搭載したこのコントローラーにより、正確なゲーム操作が可能となっています。
S845、実行10GBメモリ選択可
プロセッサはSnapdragon 845。実行メモリ10GBを選択可能になりました。Mi MIX3も10GBメモリのモデルが用意されていますね。現時点で中国のBlack Shark公式サイトで予約可能なのは実行6GB、8GBメモリのようです。
独立映像チップ搭載、HDR描写を実現するとしています。
その他のスペックとしては、ディスプレイは6インチ/1080p解像度の有機ELディスプレイで、背面カメラは2000万画素+1200万画素のデュアル仕様。バッテリー容量は4000mAhで本体背面に指紋認証センサーを搭載し、内部にはデュアルチャンバーによる冷却システムが内蔵されています。
ダブルヒートパイプ
Snapdragon 845搭載のスマホは多数ありますが、ゲームをするにあたって重視したいのはパフォーマンスの持続時間。発熱によってパフォーマンスはどんどん落ちてくるのが普通です。
しかしBlackshark Heloはヒートパイプを2つ搭載。放熱面積を増やし、CPUを冷却、CPUの最高パフォーマンスを6倍も長くするなどとしています。

スペック
OS | Android 8.0 Oreo |
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CPU | Snapdragon 845 |
メモリ | 6 / 8 / 10 GB |
ストレージ | 128 / 256GB |
ディスプレイ | 6.01型AMOLED FHD+(2160×1080) |
カメラ | 1600万画素+2000万画素 |
インカメラ | 2000万画素 |
バッテリー | 4000mAh 急速充電QC3.0 18W |
寸法 | 160×75.25×8.7mm, 190g |
その他 | Wi-Fi 2.4GHz / 5GHz デュアルnanoSIM USB Type C |
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